今年度の中川児童館のテーマは「芸術」~表現(アート)でコミュニケーション~
これまで、ダンス、バルーンひろば、持ち込み企画のアートドールをつくろうなどを展開してきています。
普段の児童館では、何が出来るの? 児童館のOBの子たちが作成した棚をアートコーナーとして、工作材料や、カホン・ウクレレなどの楽器を置いています。
ハサミを使うのがマイブームの幼児さんは、力が足りないので、刃先を少し開いて指穴に指を入れてチョッキン、またチョッキンとひたすらに繰り返しています。ハサミを使って紙を切る、ただそれが楽しい。そこに目的は必要ない。
また、毎回、工作コーナーを覗いては、アイテム探しをしている子どももいます。まるで宝探しでもしているかのように。そこにある材料でまずは手を動かしてみる。出来た物を空いている棚に作品を置く、その作品からヒントを得て、違う何かが作られていく。自由な空間が子どもたちの創造力を広げていく。
やってみたい、作ってみたい、描いてみたいが実現できるような環境づくりを大切にしたいです。
(職員・さわい)